本当のところは、本人にしかわからない。
はたから見て感じることと、実際本人が感じていることには大きな違いがある。
父子家庭に育ち、貧しい暮らしの中、父親の仕事を手伝い、
20歳になるまえに熊に襲われ死んでしまった少女の人生。
この少女は不幸だったのか、恵まれていなかったのか。
かわいそうな雰囲気漂ってますが、実際のところ、とってもしあわせな人生でした。
ずっとずっと昔の話、イヌイットだった彼女は厳しい自然の中で暮らしていました。
小さい頃から父親と二人だったので、父親の仕事を一生懸命手伝っていました。
女でも子供でも関係ない、毎日がチャレンジの連続でした。
実際厳しい自然の中での暮らしは、簡単ではありませんでした。
でも大好きな父親とともに、チャレンジしていく人生がとても気に入っていました。
ある日熊に襲われて死んでしまうのですが、その人生を振り返ったとき、
悲しい気持ちは感じられず、しあわせな人生だったことしか出てきませんでした。
カラダをまったく動かすことが出来ず、話も出来ず、重度の障害をかかえて生まれてきた子。
生まれてから死ぬまで起き上がることもなく、ただただベッドで横になっているだけの人生。
その子が亡くなり、その人生を振り返ったとき、どんなことを感じたのか。
自分の人生はとてもしあわせだった。
生まれてから死ぬまで、両親の愛をいつも感じることが出来た。
ただここにこうしているだけなのに、両親は自分のことを深く深く愛してくれてる。
そこにあるのは無条件の愛、自分は本当にしあわせだ。
前世療法を受けるのが怖いという理由のひとつに、
悲惨な前世だったら嫌だからというのがあります。
これよく言われますねぇ〜。
もし自分の前世が悲惨だったら、立ち直れないよ〜ってことらしいんですが。
上記の2つの人生、お金持ちでもお姫様でもない、
どちらかというと”悲惨”な人生の部類にはいるのかもしれないけれど、
二人の感想はどちらも、とてもしあわせだったというものでした。
しあわせって何なんでしょうね。
前世が悲惨な人、たくさんいます。
私たちは何度も何度も生まれ変わっているようなので、
誰にでも悲惨な前世はきっとあることでしょう。
でも、それって本当に悲惨なんでしょうか?
最初に書いたイヌイットの少女の話は、私の前世です。
そのときの父親が今の夫です。
夫と結婚して、ずっとチャレンジし続ける人生を二人で歩んでいると感じていて、
そのことの答えがほしかった時に見た前世がこの前世でした。
あのときの続きを今もやってるのねって思うと、
なぜ二人はチャレンジ人生をおくっているのか、その意味がわかった気がしました。
障害を持った子供だったのは、ヒプノセラピーを一緒に勉強した仲間が見た前世です。
この前世の話を聞いたとき、人間って本当にすごいなと思いました。
私たちが今ここにいるのは必然だからだなって。
親の愛も受けられず、ひとりぼっちで寂しい一生を送った前世を体感したクライアントさんは、
自分は何でも持っている、こんなに恵まれている、やりたいことだってなんだって出来るんだ、
と思われたようで、かねてからやりたいけど無理かもって思っていたことにチャレンジしはじめました。
どんな前世を体感するのかは誰にもわかりません。
あなたの潜在意識が、今あなたが見るべき前世に導いてくれます。
あなたが忘れている何かを思い出させてくれるためかもしれませんね。
あなたが前に踏み出せるように背中を押してくれる、
前世療法はそんな力を持っているセラピーだと思います。
前世を体感できるのがヒプノセラピーです。
体感というのがポイントかと。
感じたことは簡単に忘れないですもんね。

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